文の種類とは?

   高等学校レベルの英文法ではまず、「文の種類」という単元を扱います。ここでは「文」をその意味によって大雑多に4つ、(私は5つ)に分けてそれぞれの使い方を学びます。
 この単元の次に、5文型というものがあるのですが、5文型はどちらかというと文を「構造」によって分けたものだと言えます。
 普通、文の種類で扱う4つの種類は以下です。

 平叙文(へいじょぶん)

 疑問文

 命令文

 感嘆文(かんたんぶん)

このサイトでは、この4つに、もう一つ、

 祈願文(きがんぶん)

を加えて全部で5つとしています。祈願文を加える理由は、この文を他の場所ではあまり扱わないからです。ま、そういう考え方もある、とご理解ください。
 「文の種類」で学ぶ内容には中学校の復習が多いのですが、簡単なルールもいくつか重なってくると頭の中で整理しにくくなるので、ひとつひとつをしっかりと理解して行きましょう。
 
  文法とは結局のところ文を何らかの基準によって「分類」し、それぞれについて共通の特徴をまとめようとするものですが、まず「文の種類」で「意味」によって文を分類することで「英文法」というものの雰囲気を知るためのもの、でもあるかな、もしかして、と思います。

 
「文の種類」もくじ