Yes-No疑問文

一般動詞のYes-No疑問文の作り方

  一般動詞とはbe動詞以外の動詞を指します。be動詞の数はほんの少しでしたが、それ以外の動詞が全て一般動詞ですから、その数たるや「無数」といってもいいくらいでしょうね。一般動詞の文にも種類はいくつかありますが、最も単純な形、例えばYou play the guitar.というような文(主語の次にすぐ動詞が来る形の文)では、 Do / Does / Didを主語の前に置きます。DoとDoesは時間が現在で、主語が3人称単数の時はDoesを、それ以外のときはDoを使います。Didは過去形の文で使います。
do / does / did を使うと動詞は原形になります。
  なぜ原形になるかというと、普通、動詞の語形変化は動詞の「時間」を表すわけで、たとえば writeの語形変化の一つであるwroteは、書くという行為が「過去」に行われたということを意味します。(三単現のsの場合は人称も表しますがここでは詳述しません。)しかし、疑問文では、Do/Does/Didを用いるので、それ自体が時間についての情報を含んでいます。ですからDo/Does/Didによって既に伝わっている情報をあえて重複して伝え 
るということは無駄ですので、Do/Does/Didが疑問や否定で使われる文の動詞は原形になります。
 
He plays the guitar. (彼はギターをひきます。
       ↓
Does he play the guitar? 彼はギターをひきますか。
 
よって、ルールは、

「主語+一般動詞」の文を疑問文にするには、 Do/Does/Didを主語の前に出し、動詞は原形にする。

ということになります。

 
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