疑問詞疑問文
疑問詞が主語でない場合
主語が疑問詞ではないということは、疑問詞以外のものが主語であるということです。たとえば「どこでそのスカートを買ったの?」という文の場合は主語は(目の前にいる)「あなた」であって、疑問詞のwhereではありません。また、「君はそこで何をしているのだ」という文でも「君」が主語ですので、「何(を)」にあたるwhatは主語にはなりません。そのような疑問詞疑問文では疑問詞とYes/No疑問文を組み合わせて疑問詞疑問文を作ります。
すなわち、「どこでそのスカートを買ったの?」という文においては、「どこで」という疑問詞Whereをまず文頭に置き、その後で「あなたはそのスカートを買いましたか」というYes/No疑問文did you buy the skirtを続けます。
「どこでそのスカートを買ったのですか」
↓
Where / did you buy the skirt?
上の例文で / の後のdid you buy the skirt はyouを主語としたyes/no疑問文となっています。一般動詞のYes/No疑問文の作り方は、主語の前にdo/does/didを置くのでしたね。
公式としては、
疑問詞は別の語句とくっついて一つのカタマリを形成する場合があります。whatとhowは特にそのようなことが起こりやすい疑問詞です。
公式としては、
「あなたはどの科目が好きですか」
↓
[ What subject ] do you like?
この場合、[ ]内のWhat subjectがひとつのカタマリとなって、その次にYes/No疑問文が続いています。
「あなたは何歳ですか」
↓
[ How old ] are you?
ここでも[ ]内がひとカタマリであって、その次の are youは「be動詞が主語の前に出たYes/No疑問文の語順」となっています。
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