修飾語とは

   S、V、O、Cの4つを「文の要素」と呼びますが、文は「文の要素」だけでできているのではありません。「文の要素」以外の役割を果たすものとして「修飾語」というものがあります。例えば、
  
She lived happily.彼女は幸せに暮らした。
  
という文では主語はShe、 動詞はlivedですが、happilyは「幸せに」という意味で「暮らし方」がどのようなものであったかを述べています。このとき「happilyはlivedを修飾している」と言います。このhappilyのように、文の要素を修飾する役割(ここではlivedを修飾)を持つ語句を「修飾語」(そのままですが)といいます。略語にはM (Modifier)を使います。
  修飾語は、文の要素であるS、V、O、Cを修飾したり、また他の修飾語を修飾したりという働きをします。
 5文型の分析法では「修飾語」は「文の要素以外」のものとして分類されていますが、意味の上での重要性は文の要素と変わるものではありません。(例文でもShe lived.では何を言いたいのかよくわかりませんが、happilyがつくことでメッセージとしての完成度がかなり高くなっています。)

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