第2文型(S+V+C)とは
第2文型とは4つの文の要素のうち、「主語」+「動詞」+「補語」がその語順で並んでいるものをいいます。
記号で書けば、
S + V + C
となります。
この語順をとる動詞は be 動詞が最も一般的です。
例えばこんな文が第2文型の文です。
He is my husband.(彼は私の夫です。)
実になんでもない文ですね。この文のhusband(夫)のように、「主語は○○である」という文の○○にあたる機能を持つ語句を補語といいます。(ただし第5文型にも補語があり、少し意味あいが異なりますので、ここでは「第2文型の補語」に限定して説明しています。)
第2文型おける「補語」とは、「主語は○○である」という場合の○○にあたる機能を持つ部分である。
補語になるのはどんなものかというと、名詞や形容詞がその主なものです。例えば husband は名詞ですが、形容詞も使われます。
They must be sick.(彼らは病気に違いない。)
この文ではbe動詞の後にsickが来て補語の働きをしています。sickは「病気の」という形容詞です。
このように、第2文型で用いられる動詞の代表例は be 動詞なのですが、第2文型の難しい点は、動詞が be ではなく、一般動詞の場合なのです。
それは、「第2文型をとる一般動詞」で扱います。
「文 型」もくじ
- 文型とは?
- 文型学習の目的
- 文の要素とは
- 修飾語とは
- 文型を決定する一組のSVとは
- 第1文型(S+V)とは
- there is 〜 構文は第1文型
- 第2文型(S+V+C)とは
- 第2文型をとる一般動詞
- 第2文型をとる一般動詞 「〜になる」
- 第2文型をとる一般動詞 「〜に思える」
- 第2文型をとる一般動詞 「〜のままである」
- 文型の多重性
- 第3文型(S+V+O)とは
- 自動詞と他動詞
- 目的語は常に名詞
- 第4文型(S+V+O+O)とは
- 第4文型から第3文型への転換とは
- 第4文型から第3文型への転換 to 型
- 第4文型から第3文型への転換 for 型
- 第4文型から第3文型への転換 of 型
- 第5文型(S+V+O+C)とは
- 第5文型 〜 make 型 〜
- 第5文型 〜 find 型 〜
- 第5文型 〜 see 型 〜
- 第5文型 〜 使役動詞 〜