形容詞節

   形容詞は名詞を修飾する働きの言葉ですが、節が名詞を修飾するという場合、語順としては必ず、
  
             〔名詞〕 (,) <形容詞節
  
という形になります。〔名詞〕と<形容詞節>の間にコンマが入ったり、あるいは副詞や形容詞が入ったりすることもありますが、<形容詞節>は〔名詞〕を常に後ろから修飾する、という性質があります。
  
She is the only 〔person〕in this city <who can speak Russian>.
(彼女はこの街でロシア語を話せる唯一の人物です。)
  
修飾される名詞と形容詞節をつなげる役割として使われる言葉は普通「関係詞」しかありません。ですから形容詞節というのは関係詞節と同じとみなしてかまいません。
  
The〔house〕<where he was born> is now a major tourist spot.

 

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