副詞節

   副詞とは、名詞以外を修飾する働きをする語句でした。副詞「節」も文中で様々な意味で副詞として働きます。ただ、「節」という大きな単位ですので、副詞節が修飾する対象は、一部の動詞や形容詞というよりも「主節」全体ということが多いという特徴があります。
  
〔  時  〕・・・主節の「時」がいつかを述べる
  I felt very sad when the game was cancelled.
    (試合が中止された時、私はとても悲しかった。
  
  I knew that fact after I got home.
  (私は帰宅後にその事実を知った。
  
  I didn't know the fact until I read the book.
    (私はその本を読むまでその事実を知らなかった。)
  
〔理  由〕・・・主節の出来事が起こる「理由」を述べる
   I felt very sad because the game was cancelled.
    (試合が中止されたので、私はとても悲しかった。
  
〔条  件〕・・・「もしも~」
   I will feel very sad if the game is cancelled.
  (もし試合が中止されると、私はとても悲しいでしょう。
  
〔譲  歩〕・・・「~であるが」、「たとえ~でも」
   Though it was raining heavily, the game wasn't cancelled.
  (ひどい雨だったが、試合は中止されなかった。
  
〔目  的〕・・・「~するために」、「~するように」
   He went to bed very early so that he can get up very early the next morning.
    (翌朝早く起きられるように彼はとても早く寝た。

 

「句と節」もくじ