現在時制 ~基本形~
英語の時制は動詞の形を変えることによって表されます。また同じ現在時制でも、主語の人称や数に応じて形が変わります。
英語の基本的な2種類の動詞、つまり「be動詞」と「一般動詞」について、それぞれどのような形になるのかをまとめてみましょう。
まずは be動詞です。
be動詞の現在形(原形はbe)
単複 | 人称 | 主語の具体例 | be 動詞 |
---|---|---|---|
単数 | 1人称 | I (私) | am |
2人称 | you (あなた) | are | |
3人称 | he (彼),she(彼女)など | is | |
複数 | 1人称 | we (私達) | are |
2人称 | you (あなた方)など | ||
3人称 | they (彼ら)など |
現在形の be動詞の特徴としては、単数の主語では am, are, is と細かく変化するが、主語が複数の場合は人称に関係なく are になるということでしょうか。
次は一般動詞です。一般動詞は無数にありますので、一つの例として play という単語が単複や人称によってどう変わるのかをまとめてみましょう。
一般動詞の現在形
単複 | 人称 | 主語の具体例 | play の変化 |
---|---|---|---|
単数 | 1人称 | I (私) | play |
2人称 | you (あなた) | play | |
3人称 | he (彼),she(彼女)など | plays | |
複数 | 1人称 | we (私達) | play |
2人称 | you (あなた方)など | ||
3人称 | they (彼ら)など |
一般動詞の現在形の特徴ははっきりしています。この表でも明らかな通り、一般動詞では「主語が単数で3人称」の場合のみ動詞が変化するのです。主語が3人称で単数の現在の時、動詞の終わりに s がつくということが行われます。
このことを「三単現のs」と呼んでいます。
- 現在時制 ~3単現の s の付け方~
- 現在時制の用法
- 「未来」を表す現在時制とは
- 「未来」を表す現在時制 ~予定~
- 現在時制 ~時や条件を表す副詞節中での未来形の代用~
- 時や条件を表す副詞節を導く接続詞の種類
- 現在形 「時や条件の副詞節中での未来形の代用」と間違えやすい if と when
「時制」もくじ
- 時制とは
- 時制の種類
- 時制の難しさ (1)
- 時制の難しさ (2)
- 現在時制 ~基本形~
- 現在時制 ~3単現の s の付け方~
- 現在時制の用法
- 「未来」を表す現在時制とは
- 「未来」を表す現在時制 ~予定~
- 現在時制 ~時や条件を表す副詞節中での未来形の代用~
- 時や条件を表す副詞節を導く接続詞の種類
- 現在形 「時や条件の副詞節中での未来形の代用」と間違えやすい if と when
- 過去時制 ~基本形~
- 過去時制の用法
- 未来時制
- 未来時制 will と be going to の違い
- 進行時制
- 現在分詞 ~ ing の付け方 ~
- 現在進行時制
- 進行時制にしない動詞
- 「動作」か「状態」かは文脈次第
- 過去進行時制
- 未来進行時制
- 完了時制
- 現在完了時制
- 現在完了時制の用法
- 過去完了時制
- 過去完了時制 ~大過去の用法~
- 未来完了時制
- 未来完了時制の用法
- 完了進行時制
- 完了進行時制の用法