現在時制 ~基本形~

   英語の時制は動詞の形を変えることによって表されます。また同じ現在時制でも、主語の人称や数に応じて形が変わります。
  英語の基本的な2種類の動詞、つまり「be動詞」と「一般動詞」について、それぞれどのような形になるのかをまとめてみましょう。
まずは be動詞です。

be動詞の現在形(原形はbe)
単複 人称 主語の具体例 be 動詞
単数 1人称 I (私) am
2人称 you (あなた) are
3人称 he (彼),she(彼女)など is
複数 1人称 we (私達) are
2人称 you (あなた方)など
3人称 they (彼ら)など

  現在形の be動詞の特徴としては、単数の主語では am, are, is と細かく変化するが、主語が複数の場合は人称に関係なく are になるということでしょうか。
  次は一般動詞です。一般動詞は無数にありますので、一つの例として play という単語が単複や人称によってどう変わるのかをまとめてみましょう。

一般動詞の現在形
単複 人称 主語の具体例 play の変化
単数 1人称 I (私) play
2人称 you (あなた) play
3人称 he (彼),she(彼女)など plays
複数 1人称 we (私達) play
2人称 you (あなた方)など
3人称 they (彼ら)など

  一般動詞の現在形の特徴ははっきりしています。この表でも明らかな通り、一般動詞では「主語が単数で3人称」の場合のみ動詞が変化するのです。主語が3人称で単数の現在の時、動詞の終わりに s がつくということが行われます。
このことを「三単現のs」と呼んでいます。

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