助動詞とは
He can swim faster than a dolphin.
(彼はイルカよりも速く泳ぐことができる。)
という文のcanのように、動詞の前に置いて、動詞の意味に何か話し手の判断や要求を付け加えるような働きの語を助動詞といいます。この文では swim (泳ぐ)に (〜することができる)という意味が加わっているのですね。
助動詞の特徴は以下です。
@ 動詞の前に置かれる。
A 主語による形の変化はない (三単現の s はない)。
B 助動詞の後には動詞の原形が来る。
C 助動詞の否定は助動詞の後に not をつけて行う。
He can not swim faster than a dolphin.
D 疑問文は助動詞を主語の前に移す。
Can he swim faster than a dolphin?
E 過去形のある助動詞もあるが、ない助動詞もある。現在形や過去形という形の変化に統一性がなく、崩れている。
F 助動詞の意味は、文の主語についての意味を付け加えるものと、文全体についての話者の推量・断定を表すものの2種類に大別できる。
A 主語による形の変化はない (三単現の s はない)。
B 助動詞の後には動詞の原形が来る。
C 助動詞の否定は助動詞の後に not をつけて行う。
He can not swim faster than a dolphin.
D 疑問文は助動詞を主語の前に移す。
Can he swim faster than a dolphin?
E 過去形のある助動詞もあるが、ない助動詞もある。現在形や過去形という形の変化に統一性がなく、崩れている。
F 助動詞の意味は、文の主語についての意味を付け加えるものと、文全体についての話者の推量・断定を表すものの2種類に大別できる。
非常に厳密に言えば、助動詞には進行形や受動態を作る時の be 動詞や、 完了形を作る時の have (has, had)、また一般動詞の疑問文や否定文に使われる do や does なども 含まれますが、このサイトでは別の単元として扱っています。
代表的な助動詞である can, may, must などは文脈によっていくつかの意味を持っていて、それでも中核となる意味は共通しているような部分も感じられ、また過去形や同意表現があるということも共通しているので、人の紹介方法に習って「プロフィール」として説明してみるのもおもしろいのではないかと考えています。
助動詞もくじ
- 助動詞とは
- 助動詞 can のプロフィール
- 助動詞 could
- 助動詞 can の慣用表現
- 助動詞 may のプロフィール
- 助動詞 might
- 助動詞 may の慣用表現
- 助動詞 must のプロフィール
- 助動詞 must (1)
- 助動詞 must (2)
- 助動詞 must (3)
- 助動詞 will のプロフィール
- 助動詞 will (1)
- 助動詞 used to はブログで
- 助動詞 should のプロフィール
- 助動詞 should の基本用法 (1)
- 助動詞 should の基本用法 (2)
- 助動詞 should の基本用法 (3)
- その他の助動詞
- had better
- used to
- need
- dare
- do, does, did
- 助動詞 + have +過去分詞