助動詞 may 

may のプロフィール

パーソナリティ 「許可(〜してよい)」と「可能性(〜かもしれない)」が性格の中心です。
否 定 否定は not をつけて may not となるのですが、「〜してよい」の 否定は、「不許可(〜してはいけない)」という意味です。これはMay I 〜?「〜してもいいですか」という質問への返事として使います。禁止の意味の must not 「〜してはいけない」とは使い方が異なっていますから注意が必要です。 「〜かもしれない」の否定は、「〜ではないかもしれない」。短縮形はありません。  
 言い換え 「言い換え」としての定型表現はありませんが、近い表現としては be allowed to -- があります。
過去形 might という過去があります。しかし、過去形でありながらその意味は「〜かもしれない」という現在の意味で通常使われます。「〜してよかった」とはなりません。また「〜かもしれなかった」ともなりませんので注意が必要です。形は過去形でも過去の意味は(普通は)ない、という変わった過去形です。ただ、should という助動詞にも似たところがあって、こちらは 元々 shall という助動詞の過去形だったそうですが、should 単独で過去を表す意味はありません。 

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