助動詞 must 

must のプロフィール

パーソナリティ can や may と同じで、2つの性格が mustさんのパーソナリティの中核をなしています。一つは「義務(〜しなければならない)」で、もう一つは「断定的推量(〜にちがいない)」です。
否 定  not をつけます。短縮形は mustn't です。発音は「マスント」のような感じです。
  否定の意味ですが、「義務」の must を否定する場合は「〜してはいけない」という「禁止」を表します。
  「断定的推量(〜に違いない)」(100%そうだ!)の逆は「〜のはずがない」(0%だ!)ということですが、これには must not ではなく cannot を用います。 
 言い換え 「〜しなければならない」、「〜に違いない」の両方の意味において、「have to 原形」で言い換えることができます。
 また、所有の have や have to の have は、口語では have got で言い換えができますから、must の言い換えとして、「have got to 原形」というのもあります。   
過去形 must 自体の過去形はありません。したがって「〜しなければならない」を過去の意味にするときは have to を過去形にした had to を用います。
  「〜だったに違いない」という意味を表すには must have + 過去分詞 を用います。 
未 来 未来の意味で「〜しなければならないでしょう」と言いたいときは、will have to 原形  の形にします。  

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