will の基本用法(1)

強い意志・固執「どうしても〜しようとする」

  これは未来ではなく現在の強い意志を表します。
 
 The door won't open.
   (ドアがどうしても開かない。)
  
   She will go her own way whether others like it or not.
   (彼女は他人が好もうが好むまいが自分のやりたいようにやる。)
 
※whether A or B → A であろうと B であろうと  主語の能力があって「〜できる」という意味ですね。

習慣・習性(〜するものだ)

  often(しばしば),ususally (たいてい)などの副詞を伴うことが多く、未来のことではなく現在の習性、習慣を表します。
 
  Dogs will bark.
   (犬は吠えるものだ。)
 
  People will usually do the wrong things.
   (人は普通、悪いことをするものだ。)

「(きっと)〜だろう」

  現在における推量を表します。
 
  I suppose you will be hungry now.
   (たぶんあなたはお腹がすいているでしょう。)
 
「〜かも知れない」とか「〜だろう」という表現は他にもいろいろあるのですが、どの表現がどれくらいの確信度を持っているかについては、ジーニアス英和辞典(大修館)によれば、強い順では、
 
must → will → would → ought to → should → can → may → might → could
 
なのだそうです。

助動詞もくじ