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had better の用法

  had better は「〜した方がよい」という意味です。ただ、「〜した方がよい」と言っても、誰かを助けようとしてアドバイスをするというニュアンスではなく、命令的な感じで「〜しないと困ったことになるぞ」という意味です。したがって、目上の人には使わず、また、困ったことがはっきりしている場合に使います。
 
 You had better bring your map. Or you will get lost.
   (地図を持ってきた方がよいぞ。さもないと道に迷うよ。)
 
  もし、困ったことがはっきりしないような場合は、通常話者が腹を立てるというという(困った)事態が発生するということを表します。話者の主観を押しつけるようになりますので、相手を選んで使わなければならないですね。
 
 You had better cut your hair.
   (髪を切ったほうがいいよ。(でないと私が腹をたてるよ。))
 
  had better の使い方のポイントとして、否定の仕方があります。否定は had better の後に not を置きます。
 
 You had better not cut your hair.
   (髪を切らない方がいいよ。)
 
  had not better の使い方のポイントとして、否定の仕方があります。否定は had better の後に not を置きます。
 
 (×)You had not better cut your hair.(×)
とはならないので注意してください。

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