受動態の作り方(平叙文)
第5文型 ( S + V + O + C ) の受動態
第5文型の文とは、たとえば、
You must keep the dog muzzled.
(あなたは犬に口輪をつけておかなければならない。 )
を例にとって考えてみましょう。muzzled というのは「口輪をつけられて」という意味の語です。
この文の目的語は the dog です。したがって、the dog を主語にした受動態だけが可能です。
まず、C (補語)は後回しにして、まるで第3文型であるかのように作ります。
The dog must be kept
次に C を何事もなかったかのようにスッと追加します。
The dog must be kept muzzled.
で、できあがりです。(by you)はあなたに向って言っているので必要ないでしょう。
「受動態」もくじ
- 受動態とは?
- 受動態の基本
- 受動態の難しさ
- 受動態の形と種類
- 受動態の作り方(平叙文)
- 進行形の受動態
- 助動詞の受動態
- 第3文型の受動態
- 第4文型の受動態
- 第5文型の受動態
- 受動態の作り方(疑問文)
- Yes-No 疑問文
- 疑問詞が目的語の疑問文
- 疑問詞が主語の疑問文
- その他の疑問詞疑問文
- 受動態の作り方(目的語が節)
- 受動態の作り方(命令文)
- by が示されない場合
- by 以外を用いる場合
- 知覚動詞
- 使役動詞
- 動詞句の受動態
- 感情・心理の表現
- 動作と状態の受動態
- 経験受動態