知覚動詞

 知覚動詞を使った5文型の文を受動態にする時には、知っておかなければならないルールがあります。
 それは「原形不定詞」を「to 不定詞」にする、ということです。
 たとえば、
  
Takeshi saw Miko drop her pen.

   (タケシはミコがペンを落とすのを見た。)
 
という文ですが、この文では saw が知覚動詞で、Miko が目的語であり、さらに drop が「原形不定詞」となります。
 
 この文を受動態にするときは、目的語である Miko を主語にします。(ペンではないので注意してください。ペンは文の目的語ではないからです。)その時に、元の文では drop であったものが to 不定詞になります。その結果、
 
  Miko was seen to drop her pen.
 
となります。

 

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