知覚動詞
知覚動詞を使った5文型の文を受動態にする時には、知っておかなければならないルールがあります。
それは「原形不定詞」を「to 不定詞」にする、ということです。
たとえば、
Takeshi saw Miko drop her pen.
(タケシはミコがペンを落とすのを見た。)
という文ですが、この文では saw が知覚動詞で、Miko が目的語であり、さらに drop が「原形不定詞」となります。
この文を受動態にするときは、目的語である Miko を主語にします。(ペンではないので注意してください。ペンは文の目的語ではないからです。)その時に、元の文では drop であったものが to 不定詞になります。その結果、
Miko was seen to drop her pen.
となります。
「受動態」もくじ
- 受動態とは?
- 受動態の基本
- 受動態の難しさ
- 受動態の形と種類
- 受動態の作り方(平叙文)
- 進行形の受動態
- 助動詞の受動態
- 第3文型の受動態
- 第4文型の受動態
- 第5文型の受動態
- 受動態の作り方(疑問文)
- Yes-No 疑問文
- 疑問詞が目的語の疑問文
- 疑問詞が主語の疑問文
- その他の疑問詞疑問文
- 受動態の作り方(目的語が節)
- 受動態の作り方(命令文)
- by が示されない場合
- by 以外を用いる場合
- 知覚動詞
- 使役動詞
- 動詞句の受動態
- 感情・心理の表現
- 動作と状態の受動態
- 経験受動態