動名詞の形
動名詞は動詞に -ingをつけて作ります。-ing の付け方は現在分詞の作り方と全く同じです。
動名詞の種類
動名詞は動詞と名詞が合体しているものなので、動詞と名詞の両方の性質を持ちます。
これは非常に重要なことです。
例えば普通の動詞には「時制」の変化がありますが、動名詞にも動名詞の中で「時制」の変化を表現できます。普通の動詞に基本時制や完了時制があるように、動名詞にも基本形と完了形があるのです。
また、普通の文に能動態と受動態があるように、動名詞も動名詞の中で能動態と受動態の形を作ることができます。
そのことを表にすると以下のようになります。
能動態 | 受動態 | |
基本形 | (A) eating | (B) being eaten |
完了形 | (C) having eaten | (D) having been eaten |
(A) Eating makes me happy.
(
食べることは私を幸せにする。 )
(B) Of course, everyone hates being eaten by a shark.
( もちろん、誰もがサメに食べられることが嫌だ。 )
(C) I was suspected of having eaten her cake.
( 私は彼女のケーキを食べたのではないかという嫌疑をかけられた。 )
(D) She imagined her husband having been eaten by a shark.
( 彼女は夫がサメに食べられてしまったのではないかと想像してみた。 )
「動名詞」もくじ
- 動名詞とは?
- 動名詞の形と種類
- 動名詞の基本用法
- 動名詞の意味上の主語
- 意味上の主語を明示しない場合
- 意味上の主語を明示する場合
- 動名詞の完了形(基本)
- 動名詞の完了形(本来の完了)
- 動名詞の否定
- 動名詞の受け身
- 動名詞の慣用表現
- 動名詞の慣用表現2
- 動名詞の慣用表現3
- 動名詞の慣用表現4
- 動名詞と不定詞
- 動名詞のみをとる動詞(1) megafeps-da-ico!
- 動名詞のみをとる動詞(2)
- 不定詞のみをとる動詞
- 両方とって意味も変わらない動詞
- 両方とるが意味が変わる動詞