(1)意味上の主語を明示しない場合

一般の人の場合

  先の例文のように「一般の人」が意味上の主語の場合、明示されません。
 
Seeing is believing.
(百聞は一見にしかず。←「見ることは信じることである」)
 

意味上の主語が文の主語と一致する場合

    あえて考える必要もないようなことですが、動名詞が動詞の目的語になっているような場合、その動名詞の意味上の主語は文の主語と一致しています。
 
I like eating tofu with mayonnaise on it.
(私はマヨネーズをかけた豆腐を食べることが好きなのです。)
 
  この文の場合、eating の意味上の主語は文の主語の I ですね。当たり前のことのようですが、文の種類や形によっては時々混乱する場合があります。

意味上の主語が、直前に出る別の動詞の目的語と一致する場合

  I need to thank you for telling me the truth about my body smell.
 
(私の体臭について私に真実を語ってくれたこと対し、君に感謝しなければなりません。)
 
  この文では tell してくれたのは you なのですが、you と telling が距離が近いのでそのつながりがすぐにわかります。
  telling の前に your を付けてもかまいません。
 

 

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