(1)意味上の主語を明示しない場合
一般の人の場合
先の例文のように「一般の人」が意味上の主語の場合、明示されません。
Seeing is believing.
(百聞は一見にしかず。←「見ることは信じることである」)
意味上の主語が文の主語と一致する場合
あえて考える必要もないようなことですが、動名詞が動詞の目的語になっているような場合、その動名詞の意味上の主語は文の主語と一致しています。
I like eating tofu with mayonnaise on it.
(私はマヨネーズをかけた豆腐を食べることが好きなのです。)
この文の場合、eating の意味上の主語は文の主語の I ですね。当たり前のことのようですが、文の種類や形によっては時々混乱する場合があります。
意味上の主語が、直前に出る別の動詞の目的語と一致する場合
I need to thank you for telling me the truth about my body smell.
(私の体臭について私に真実を語ってくれたこと対し、君に感謝しなければなりません。)
この文では tell してくれたのは you なのですが、you と telling が距離が近いのでそのつながりがすぐにわかります。
telling の前に your を付けてもかまいません。
「動名詞」もくじ
- 動名詞とは?
- 動名詞の形と種類
- 動名詞の基本用法
- 動名詞の意味上の主語
- 意味上の主語を明示しない場合
- 意味上の主語を明示する場合
- 動名詞の完了形(基本)
- 動名詞の完了形(本来の完了)
- 動名詞の否定
- 動名詞の受け身
- 動名詞の慣用表現
- 動名詞の慣用表現2
- 動名詞の慣用表現3
- 動名詞の慣用表現4
- 動名詞と不定詞
- 動名詞のみをとる動詞(1) megafeps-da-ico!
- 動名詞のみをとる動詞(2)
- 不定詞のみをとる動詞
- 両方とって意味も変わらない動詞
- 両方とるが意味が変わる動詞