不定詞の意味上の主語
文の目的語と一致する場合
一つの動詞にはいくつかの使い方があることが普通ですが、不定詞と非常に仲の良い動詞も数多く存在します。たとえば tell という動詞もそのような動詞の一つで、tell + O + to 不定詞という形で、
(O に〜するように言う)
という意味になります。それを使って、たとえば、
I told him to come alone.
(私は彼に一人で来るように言った。)
という文を作ることができます。
このとき、come の動作を誰がするのか、といえば him です。
したがって、この場合、文の目的語が不定詞の意味上の主語になっていると言えます。
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