仮定法過去
現実とは異なることをあえて仮定する、あるいは将来にも起こりそうもないことを
仮定する場合に「仮定法過去」が用いられます。
その公式は、
If + S + 動詞の過去形, S' + would ( could, might ) + 動詞の原形
となります。
たとえば「もし私があなただったら、そんなことは言わない」という内容などが、仮定法過去で表現すべき日本語
にあたります。なぜかというと、この文の「もし」の中身について考えてみると「私があなたである」ということは、実際には起こりえないことだからです。
では、具体的に英語の文としてはどのような形になるのか、と言えば、
If I were you, I would not say such a thing.
となります。I が主語なのに be動詞が were となっていますが間違いではありません。
仮定法過去を用いる表現では、be 動詞は主語の人称や数に関わらず were を用いることが基本です。
ただし、会話では
I などの単数の主語では were の代わりに was もよく用いられます。
「仮定法」もくじ
- 仮定法とは?
- 仮定法と直説法
- 仮定法過去
- 仮定法過去完了
- 仮定法過去と過去完了
- wish の仮定法
- as if の仮定法
- if の省略
- if 以外の条件
- 不定詞
- 分詞構文
- 前置詞(句)
- 主語・副詞句
- otherwise
- 仮定法を用いる慣用表現