第2文型をとる一般動詞 「~のままである」
S と C が、S = Cの関係を持続させている感じになる一般動詞です。stay (~のままである),remain (~のままである), keep, lie などがあります。
They stayed awake all night.
(彼らは一晩中起きっぱなしだった。)
She remained silent for a while.
(彼女はしばらくの間黙ったままだった。)
stay も remain もどちらも「~のままである」という日本語で表されますが、後にくる補語との相性はかなり決まっているように感じます。上の2文で stayed と remained を入れ替えると(個人的なことかも知れませんが)非常に不自然な感じがします。remainの場合はひょっとすると(不自然に)「~のまま」という感じがあるのかも知れません。stayやkeepの場合は(頑張って)「~のまま」という感じでしょうか。この説は違っているかも知れませんが、用法の違いがあることは確かです。
「5文型」もくじ
- 5文型とは?
- 文型学習の目的
- 文の要素とは
- 修飾語とは
- 文型を決定する一組のSVとは
- 第1文型(S+V)とは
- there is ~ 構文は第1文型
- 第2文型(S+V+C)とは
- 第2文型をとる一般動詞
- 第2文型をとる一般動詞 「~になる」
- 第2文型をとる一般動詞 「~に思える」
- 第2文型をとる一般動詞 「~のままである」
- 文型の多重性
- 第3文型(S+V+O)とは
- 自動詞と他動詞
- 目的語は常に名詞
- 第4文型(S+V+O+O)とは
- 第4文型から第3文型への転換とは
- 第4文型から第3文型への転換 to 型
- 第4文型から第3文型への転換 for 型
- 第4文型から第3文型への転換 of 型
- 第5文型(S+V+O+C)とは
- 第5文型 ~ make 型 ~
- 第5文型 ~ find 型 ~
- 第5文型 ~ see 型 ~
- 第5文型 ~ 使役動詞 ~