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文  型

第1文型(S+V)

基  本

  第1文型は、4つの文の要素のうち「主語」と「動詞」だけがある文です。
Birds sing.鳥が鳴く。S=Birds  V=sing )
Horses run.馬が走る。S=Horses V=run)
というような「主語」と「動詞」のみの文を基本としています。
  しかし、動詞には進行形や完了形などの「時制」というものがありますから、
Birds are singing.鳥が鳴いている。V=are singing)
Horses have been running.馬がずっと走っている。V=have been running)
というような、動詞の部分がやや長めの文もあります。
  また、実際の英文にはたいていの場合修飾語がつきます。
Birds sing merrily.鳥が楽しそうに鳴く。merrily→M)
Horses run very fast.馬がとても速く走る。very fast→M)
のように、merrilyがsingを修飾し、fastがrunを修飾する、という形で修飾語がついたりします。

「There is ~ + 場所」の文

  第1文型の中でやや特殊なもので、There is ~という文があります。これは「there is 構文」と一般に呼ばれるようですが、意味の方は「・・・に~がある」「・・・に~が存在する」という意味です。この文では文頭のthere は主語ではありません。thereは普通、「そこに」という意味を表しますが、この文においてはthere単独の意味はありません。またこの文のbe動詞は「~です」ではなく、「~があります」、「~が存在します」という「存在」を意味しています。そしてbe動詞の次に来るもの、つまり「存在しているもの」が文全体の「主語」です。
  文の最後に「主語がどこにあるのか」という場所の語句がほとんど示されます。
 
There are many UFOs in the east sky.東の空にたくさんのUFOがいます。
 
  この例文では主語は「存在しているもの」ですからUFOsです(主語の解釈をややおおらかにするとmany UFOsとすることもできます)。そして主語が複数形なのでbe動詞はareを使います。
語順はV+Sとなりますが文の要素はSとVしかないので第1文型です。

いわゆる「there is ~ 構文」は「There+V+S+『場所の語句』」という構造で第1文型に属する。

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