wish の仮定法
仮定法を用いる代表的な表現として「 S + wish 仮定法」 があります。S + wish は、「〜であればなぁ」という意味で、事実とは異なることや、これからもあり得ないことについての願望に用います。
I wish I were taller.
(もっと背が高ければなぁ。)
これは今の背の高さが不満な人が、もっと背が欲しいという気持ちを表しています。このように今の事実(背が高くない)という事実に反することを願う場合に「仮定法過去」を用います。I were は be 動詞ですが、一般動詞も当然考えられます。
I wish I had more money.
(もっとお金があればなぁ。)
これが「過去」のこととは違うことを願望する場合には、仮定法過去完了を用いることになります。
I wish I had known the truth then.
(その時事実を知っていたらなぁ。)
「仮定法」もくじ
- 仮定法とは?
- 仮定法と直説法
- 仮定法過去
- 仮定法過去完了
- 仮定法過去と過去完了
- wish の仮定法
- as if の仮定法
- if の省略
- if 以外の条件
- 不定詞
- 分詞構文
- 前置詞(句)
- 主語・副詞句
- otherwise
- 仮定法を用いる慣用表現