wish の仮定法

 仮定法を用いる代表的な表現として「 S + wish 仮定法」 があります。S + wish は、「〜であればなぁ」という意味で、事実とは異なることや、これからもあり得ないことについての願望に用います。
 
I wish I were taller. 
もっと背が高ければなぁ。) 
  
   これは今の背の高さが不満な人が、もっと背が欲しいという気持ちを表しています。このように今の事実(背が高くない)という事実に反することを願う場合に「仮定法過去」を用います。I were は be 動詞ですが、一般動詞も当然考えられます。
 
I wish I had more money.
 (もっとお金があればなぁ。)
  
   これが「過去」のこととは違うことを願望する場合には、仮定法過去完了を用いることになります。 
  
  I wish I had known the truth then. 
 (その時事実を知っていたらなぁ。)

「仮定法」もくじ