付加疑問文とは
付加疑問文とは、平叙文(ただ事実を述べる文)の末尾に、その文をYes-No疑問文にしたときの主語まで、を付け加えて、「~ではないよね」、とか「~ですよね」とか、相手に念を押したり、自分の認識を確かめたりする文です。
Yes-No疑問文を付け加えていますので、結局 Yes か No で答えられる文になっています。
肯定文には否定の疑問文の形を付加し、否定文には肯定文の疑問文を付加します。
もとの文が肯定文
You did your homework yourself, didn't you?
( 宿題は自分でやったんだよね。)
You can play the trumpet with your nose, can't you?
(トランペットくらい鼻で吹けますよね。)
否定の疑問文(の主語まで)を付加するときには必ず短縮形にします。
もとの文が否定文
He wasn't drunken then, was he?
( 彼はそのとき酔ってなかったのですね。)
You have never touched a snake, have you?
( きみは蛇に触ったことがないのだよね。)
付加疑問文についてもう一つ大切なポイントがあります。
それは「答え方」です。
それについては「否定疑問文や付加疑問文の注意すべき答え方」のページで解説します。
「文の種類」もくじ
- 「文の種類」とは?
- 平叙文(へいじょぶん)
- 疑問文
- Yes-No疑問文
- be動詞のYes-No疑問文
- 一般動詞のYes-No疑問文
- 助動詞の文のYes-No疑問文
- 完了形の文のYes-No疑問文
- 否定疑問文
- 付加疑問
- 命令文と勧誘文の付加疑問
- 否定疑問文や付加疑問文への答え
- 疑問詞疑問文
- 疑問詞が主語の場合
- 疑問詞が主語ではない場合
- 間接疑問
- 疑問詞を使った間接疑問
- ifを使った間接疑問
- 命令文
- 感嘆文
- Whatの感嘆文
- Howの感嘆文
- 祈願文(きがんぶん)
- Mayの祈願文
- Mayの祈願文が使われている有名な歌
- Mayのない祈願文