助動詞 can
can のプロフィール
パーソナリティ | 「能力(〜できる)」と「可能性(〜がありうる)」という2つが性格の中心です。can の意味を理解しようとして「〜できる」と解釈できれば問題ありませんが、それでは意味不明な場合に、「可能性」つまり「ありうる」ではないかと考えみましょう。否定だと「できる」の否定は「できない」ですが、「ありうる」の否定は「ありえない」ですね。 |
否 定 | notをつけるのですが、cannotという形か、can't という短縮形で書きます。can not というのは普通用いられないようです。大修館の Genius という辞書には「can not は強調・対照・修辞その他特別の場合を除いて用いられない」とあります。 |
言い換え | 能力の「〜できる」という意味の書き換えは be able to 原形です。「ありうる」という意味の場合は It is possible that S' + V' とすれば全体の意味はだいたい言い換えることになりますが、can の部分だけを言い換えることはしません。 |
過去形 | could という過去があります。しかし、これがなかなかクセモノで、過去よりもむしろ現在、未来のことについて使われたりします。もっとも単純な「〜できた」という過去の意味でさえ、過去の一回の特定の行為を指して「出来た」という場合には couldを用いず was/were able to---にしなければなりません。 |
未 来 | 未来に「〜できるでしょう」と言いたいときは、will be able to 原形 の形にします。 |
助動詞もくじ
- 助動詞とは
- 助動詞 can のプロフィール
- 助動詞 could
- 助動詞 can の慣用表現
- 助動詞 may のプロフィール
- 助動詞 might
- 助動詞 may の慣用表現
- 助動詞 must のプロフィール
- 助動詞 must (1)
- 助動詞 must (2)
- 助動詞 must (3)
- 助動詞 will のプロフィール
- 助動詞 will (1)
- 助動詞 used to
- 助動詞 should のプロフィール
- 助動詞 should の基本用法 (1)
- 助動詞 should の基本用法 (2)
- 助動詞 should の基本用法 (3)
- その他の助動詞
- had better
- used to
- need
- dare
- do, does, did
- 助動詞 + have +過去分詞