shouldの基本用法 (1)

義務「〜すべきだ」

    You should return the turtle to that boy today.
   (おまえはそのカメをあの男の子に今日返すべきだ。)
  これは should の代表的な用法で、should と言えばまずこれ、という感じではないでしょうか。
 
  基本用法として大事なのはもう一つの「当然」の方です。

当然「〜のはずだ」

 His favorite baseball team won last night.
 So, he should be happy today.

   (彼の好きなチームが昨晩勝ったので、彼は今日機嫌がいいはずだ。)
   
自分の好きなチームが勝った翌日は機嫌がいい、という人がいます。例文はそういう状況なのですが、昨夜の試合の結果から彼の機嫌について「推量」しているのであって、ここを「彼は機嫌がよくなるべきだ」という「義務」のように理解するのはちょっとおかしいのです。

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