by 以外を用いる場合
能動態の主語は、受動態にした時に by -- で表すことが多いのですが、なかには by 以外を使わなければならないものもあります。
Snow covered the ground.
(雪が地面を覆っていた。)
を受動態にすると、
The ground was covered with snow.
となります。ほかの例としては、
History interests her.
(歴史が彼女の興味を惹いている。)
は、
She is interested in history.
となります。
Eveyone knows the big mouse.
(誰もがその大きなネズミを知っている。)
は、
The big mouse is known to everyone.
となります。大きなネズミの名前は「ミッキー」です。
その他の例として、
They were caught in a shower.
(彼らはにわか雨にあった。)
The room was filled with the smell of a fart.
(部屋はオナラの臭いでいっぱいだった。)
The boy is satisfied with the smell.
(その少年はその臭いに満足していた。)
「受動態」もくじ
- 受動態とは?
- 受動態の基本
- 受動態の難しさ
- 受動態の形と種類
- 受動態の作り方(平叙文)
- 進行形の受動態
- 助動詞の受動態
- 第3文型の受動態
- 第4文型の受動態
- 第5文型の受動態
- 受動態の作り方(疑問文)
- Yes-No 疑問文
- 疑問詞が目的語の疑問文
- 疑問詞が主語の疑問文
- その他の疑問詞疑問文
- 受動態の作り方(目的語が節)
- 受動態の作り方(命令文)
- by が示されない場合
- by 以外を用いる場合
- 知覚動詞
- 使役動詞
- 動詞句の受動態
- 感情・心理の表現
- 動作と状態の受動態
- 経験受動態